工事日報ブログ

2018.10.14

工事中の音羽山清水寺

姫路城に続き翌日は京都の清水寺へ立ち寄りました。
2018年10月現在は本堂檜皮屋根葺替工事中であり、2020年3月まで修理が行われる予定だそうです。
本堂の修復工事中ではありますが、清水の舞台や本堂での拝観は可能でした。
清水寺の大修理で使用する仮設材には、ご覧のような丸太足場が用いられています。
丸太による足場の組立は古来より採用されている工法ですが、施工に手間がかかり、また水に濡れると滑りやすく節に体や足が引っかかりやすいといったこともあり、今ではほとんど見かけなくなりました。現在は鋼製足場(ビケ・くさび式足場など)が主流となっています。
間近で工事中の清水寺を拝観することも可能ですので、建築業関係の方々は是非お立ち寄り頂ければと存じます。

修復工事中の清水寺
清水の舞台は懸造と呼ばれる工法で床下を支持しています

コメント

コメントフォーム

不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。
適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。